ジャズのメロディーで大事なアプローチノート
アプローチノートは装飾音のことですが、ジャズのメロディーはコードトーンにこれを加えることで作られることが多いです。
Cメジャーコードの構成音であるド(C)、ミ(E)、ソ(G)をターゲットノートにして、その前にアプローチノートを加えた例を示します。
アプローチノートの音だけを取り出すと、コードの音と合わないように感じるかもしれませんが、表拍をターゲットノートに、裏拍をアプローチノートにすることで、外れたようなメロディーにならなくなります。
Cマイナーコードの構成音であるド(C)、ミ♭(E♭)、ソ(G)をターゲットノートにした場合は以下にな示します。
実際にジャズのフレーズを分析すると、バド・パウエルやチャーリー・パーカーなどの演奏にもこの手法が頻繁に使われていることが分かります。アプローチノートをうまく活用することで、よりスムーズでジャズらしいラインを作ることができますので、ぜひ試してみてください。
PDFダウンロード
以下のリンクからアプローチノートのPDFをダウンロードできます。
2025年01月16日 | Posted in 教材 | | Comments Closed