メジャーⅡ-Ⅴ-Ⅰ進行に対応するスケール例
メジャーⅡ-Ⅴ-Ⅰ進行に対応するスケール例
ジャズの演奏では、コード進行に対応するスケールを理解することで、どのテンションを使えるかが分かり、ボイシングや即興演奏の幅が広がります。
本資料では、メジャーⅡ-Ⅴ-Ⅰ進行(Dm7 → G7 → C)における代表的なスケールの3つのパターンを紹介します。
1. 基本のスケール
- Dm7(Ⅱm7) → ドリアン(Dorian)
(使用できるテンションは9, 11) - G7(Ⅴ7) → ミクソリディアン(Mixolydian)
(使用できるテンションは9, 13) - Cmaj7(Ⅰmaj7) → アイオニアン(Ionian)
(使用できるテンションは9, 13)
2. Ⅴ7をオルタードスケールに変更
- Dm7(Ⅱm7) → ドリアン(Dorian)
(使用できるテンションは9, 11) - G7(Ⅴ7) → オルタード(Altered)
(使用できるテンションは♭9, ♯9, ♯11, ♭13) - Cmaj7(Ⅰmaj7) → アイオニアン(Ionian)
(使用できるテンションは9, 13)
→ オルタードスケールは、半音上のメロディックマイナースケールと同じ。
3. Ⅴ7をコンビネーションオブディミニッシュスケールに変更
- Dm7(Ⅱm7) → ドリアン(Dorian)
(使用できるテンションは9, 11) - G7(Ⅴ7) → コンビネーションオブディミニッシュ(Combination of Diminished)
(使用できるテンションは♭9, ♯9, ♯11, 13) - Cmaj7(Ⅰmaj7) → アイオニアン(Ionian)
(使用できるテンションは9, 13)
→ コンビネーションオブディミニッシュスケールは、半音上のディミニッシュスケールと同じ。
対応するスケール例(PDFダウンロード)
PDF資料を用意しました。ぜひダウンロードして活用してください。
2025年01月29日 | Posted in 教材 | | Comments Closed