TRISPACE/NIGHTFALL 全曲解説
11月にリリースされたTRISPACEのニューアルバムNIGHTFALLですが、おかげさまで各所で様々な反響をいただいております。
そんな中、うっかり作曲者林祐市本人の解説を書いていなかったので、全曲解説を書いてみました。
#1 Nightfall
5拍子でスタートする曲ですが、テーマの後半のパートは5拍子+5拍子+5拍子+3拍子=18拍子になってます。
叙情的でありながら現代的でもある、TRISPACEの目指す方向性をわかりやすく表した曲だと思っています。
#2 Morning Glow
制作途中で一度ボツにしたのですが、聴き返してみたら良い雰囲気だったので、細部を整えて完成させました。
時間をおいてから客観的になると見えてくることもあるのですね。
#3 See The Light
クラブジャズにも造形の深い山下さんのドラムが活きる曲をと思って作りました。
こういうタイプの曲は、未完成の状態でバンドに持って行ってメンバーにアイデアをもらいながら、完成させていってます。
#4 With A Smile
リラックスした気分の曲ですね。3人で和やかに談笑してる感じでしょうか。
#5 Free Improvisation
何も決めず3人で音を出して即興演奏しました。自然と録音したスウェーデンの空気感が出た様に思います。
#6 First Orbit
4ビートの所謂ハードバップテイストな曲ですが、TRISPACEらしくちょっとメロディアスな部分も入れてます。
#7 Tender Eyes
子供はみんなを幸せな気持ちにさせると思って作った曲。子供を見る目はみんな優しい。
#8 Reaching The Sky
出だしのリフが印象的な曲ですが、バンドでアレンジを試行錯誤した末、リズミカルなパターンに落ち着きました。
空に届くくらい広がった演奏ができますようにと、この様な名前を付けました。
#9 Letter
大切な人にお手紙を書くような気持ちで作った曲です。
以上、ざっと書き上げてみました。
何かご質問ありましたら、どしどし教えてくださいね!
お答えいたしますよー。
ちなみに、CDのブックレットではJazz The New Chapterの柳樂光隆さんがライナーノーツを書いてくださっています。
こちらも是非読んでみてくださいね。
コメントを残す