ジャズピアノの歴史 – Herbie Hancock (1940-)

「ジャズピアノの歴史 – Herbie Hancock」

HerbieHancock1962

ハービー・ハンコック(1940-) は、モダン・ジャズ、フュージョン、ジャズ・ファンク、エレクトロニクスなど、幅広い音楽スタイルを探求し続けるピアニスト・キーボーディストです。
1960年代には、マイルス・デイヴィスのクインテットで活躍し、モード・ジャズの発展に貢献。自身のアルバム『Maiden Voyage』はモダン・ジャズの名盤として高く評価されています。
1973年には『Head Hunters』を発表し、ジャズ・ファンクを確立。「Chameleon」などの楽曲で、エレクトリック・ピアノやシンセサイザーを駆使した新たなサウンドを生み出しました。
1983年には『Future Shock』でヒップホップやエレクトロ・ミュージックと融合。「Rockit」はターンテーブルを取り入れた革新的な楽曲として、ジャズとヒップホップの橋渡しをしました。
さらに、ジョニ・ミッチェルのトリビュート・アルバム『River: The Joni Letters』でグラミー賞「年間最優秀アルバム賞」を受賞するなど、ジャンルを超えた活動を展開。
モダン・ジャズ、ファンク、エレクトロニクスを自在に行き来しながら、ジャズの進化を牽引し続ける、現代を代表するピアニストの一人です。

>> 林祐市ジャズピアノスクール

2021年10月17日 | Posted in ジャズピアノの歴史 | | Comments Closed 

関連記事