ジャズピアニストが左手でコードを簡潔に押さえる方法「シェルボイシング」

シェル

「シェルボイシング」とは、ジャズピアニストが左手でコードを簡潔に押さえる方法の一つです。複雑なコードでも、最低限の音を押さえることで、右手のメロディやアドリブを引き立てることができます。

これは、Bud Powellをはじめとするバップスタイルのピアニストが好んで使った、軽快でスイング感のあるサウンドを生み出すボイシングです。基本的には、コードの1度(ルート)と3度(10度)1度(ルート)と7度または6度で構成されます。

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👉 Shell Voicing

ⅡⅤⅠ進行での使用例

掲載した楽譜では、CメジャーキーとCマイナーキーのⅡⅤⅠ進行におけるシェルボイシングの使用例を示しています。

  • Cメジャーキーでは Dm7 → G7 → C6
  • Cマイナーキーでは Dm7♭5 → G7 → Cm6

他のキーにも移調して練習してみてください。

 

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2025年02月05日 | Posted in 教材 | | Comments Closed 

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